"人類の夢"に近づく太陽電池 4
真空反応炉に入れた約300度のシランガス(シリコンと水素の化合物ガス)をプラズマ放電します。
すると、それだけでガラスやステンレスの基盤にシリコン膜が自動的に形成されてしまうのです。
この際、シリコン原子がバラバラになってしまい、結晶状態にならないためアモルファス(非晶質)と呼ばれるわけです。
アモルファスシリコン膜の厚さは0・6ミリしかなく、使用するシリコンの量は500分の1ですみます。
熱処理費なども格段に安くなるのです。
結局、コスト差が決め手となって太陽電池の主流はアモルファスが握ることが確実になってきました。